「無いわ…さっきの返しは無いわ…」
「なんでいつも会話が終わってから気づくんだ…」
会話の後、こんな後悔をした経験はありませんか?
今回は会話後の『一人反省会』との向き合い方、解決法を解説します。
一人反省会は悪いことではない
一人反省会をしてしまう人の多くが勘違いしていることがあります。
それは、
『こんなことを考えてしまう自分はおかしいんじゃないか...』
という勘違いです。
『一人反省会』なんて呼ばれているので印象はよくありませんが、
やっていることは『会話の内容を思い出し、改善点を見つける』
ということなので、決して悪いことではありませんよね?
ぶっちゃけこの『一人反省会』、
実は言わないだけで大抵の人がやっています。
人によって【程度】に差があるだけなんです。
自分の個性を大切にする
上で書いたとおり、『一人反省会』はみんなしていることですが、
その程度には違いがあります。
〈例〉
Aさん「あ、さっきの言い方はキツかったかな?あとで謝ろ」
Bさん「さっきはなんであんな言い方をしてしまったんだろう、
嫌な奴と思われたに違いない...
なんで言う前に気付けなかったんだろう...」
AさんもBさんもやっていることは、
『会話の内容を思いだし、改善点を見つける』
という同じことで、違うのは【程度】だけです。
上の例だとBさんの方が改善点に対してより深く考えていて、
Aさんの方は既に次の行動が決まっていますね。
ここで大切なことをお伝えします。
それは、『AさんとBさんの考え方に優劣は無い』
ということです。
今この記事を読んでくれているあなたは、
おそらくBさんのタイプなんじゃありませんか?
会話の内容を思い出していくうちに、
悪いところばかり思い出してしまい、
自分はダメなやつだと感じ、自己嫌悪に陥ってしまう。
僕はそんな経験を何度もしてきました。
実はこのBさんのモデルは「僕」、つまり筆者自身です。
もしあなたが『一人反省会』で悩んでいるなら、
以前の僕と似た悩みや考え方なのではと思い、
昔の自分を例に上げました。
だからこそ今のあなたに伝えたい大切なことがあります。
『AさんとBさんの考え方に優劣はない』、
2人の考え方の違いは個性なんです。
暗い気持ちにならない為には
一人反省会の何が嫌って、その後に自分が
『暗い気持ち』になることですよね。
「こんな事考える自分は変なんじゃないか...」
なんて考えちゃいますよね。
何度も言いますが、一人反省会が起きるのは個性です。
休みの日は一人でまったりしたい人がいれば
朝から晩まで友だちと遊びたい人がいるように、
十人十色の個性のうちの一つです。
悲しいことに世の中には「人間関係に悩むのは弱いやつ」
という考えの人が一定数いて、そういう人の声を聞いてしまった
繊細な人は自分が弱い人間だと勘違いしてしまいます。
でも実際は違います。
人間関係について悩むのも、一人反省会をするのも
個性であってそこに優劣はないんです。
もし仮に優劣をつけるなら、他人との関係を『考えない人』
よりも『考えられる人』の方が優れていると僕は感じます。
再三になりますが、一人反省会は悪いことではありません。
人とより良い関係を築こうとしているあなたの個性です。
もし一人反省会をして暗い気持ちになってしまったら、
『より良い関係を築こうとしている自分』を
褒めてあげてください。
まとめ
今回は『一人反省会の攻略法』を解説しました。
最後にまとめとして実際に筆者がやってきた、
『次に活かしつつ暗い気持ちにならない方法』を
3つまとめておきます。
・「さっきこう言えばよかった」と思ったことをメモしておく
・相手とより良い関係を築こうとしている自分を褒める
・今回の会話のおかげで自分が成長できた事に自身を持つ
是非活用してみてください。
最後まで読んでいただいてありがとうございました、
ではまた!